前世は三上悟というごく普通のサラリーマンだったが、事件に巻き込まれ、異世界でスライムに転生した。多数の能力を生かして森に住む多くの魔物たちと仲間になり、ついには魔物の国「ジュラ・テンペスト連邦国」の盟主かつ、魔王の一柱（ひとり）にまでのしあがった。

かつてベニマルたちの兄貴分だったという大鬼族（オーガ）の生き残り。
「ラージャ小亜国」の女王トワに命を救われ、トワへの忠誠を誓っている。
自分を救ってくれたトワと「ラージャ小亜国」を守るため、リムルに助けを求めテンペストへとやってきた。

テンペストの西側にある小さな国「ラージャ小亜国」の現女王。
王家に代々受け継がれているティアラの魔力を使い、自国の鉱山の毒を中和し、ラージャの民を守っている。しかし、その代償の呪いで命を蝕まれている。

豚頭族(オーク)によって滅ぼされた大鬼族(オーガ）族長の息子。リムルの魔王化に伴い、妖鬼（オニ）へと進化した。正義感の強い性格で、許せないことには真っ直ぐに立ち向かう。侍大将として、テンペストの軍事を司っている。

リムルの魔王覚醒の際に召喚された上位魔将（アークデーモン）。その正体は、世界に七柱しかいない原初の悪魔。リムルに名づけられ受肉したことにより、悪魔公（デーモンロード）へと進化した。召喚主であるリムルにひどく心酔している。

ディアブロとは旧知の間柄である、「原初の悪魔」の一柱（ひとり）。
自分より先に受肉したディアブロに苛立っている。

リムルが転生した際に手に入れたユニークスキル「大賢者（エイチアルモノ）」が進化した究極能力（アルティメットスキル）。演算能力に優れ、異世界で奮闘するリムルに数々の知恵を授ける。

リムルが転生して最初に出会った天災（カタストロフ）級のドラゴン。暴風竜の名でも知られている。勇者によって洞窟の中に300年にわたって封印されていたが、進化したリムルと智慧之王（ラファエル）によって解放され、リムルの分身体を依り代に受肉を果たした。

ベニマルの妹で、大鬼族（オーガ）の一族の姫。現在は妖鬼（オニ）へと進化した。可憐な美貌だけでなく、調理や裁縫の才能にも恵まれている。リムルを主として尊敬し、身の回りの世話も行っている。

大鬼族（オーガ）の一族のひとり。現在は悪鬼（オニ）へと進化した。クールビューティーな外見とは裏腹に、非常に暴走しやすい性格。その戦闘力は計り知れないが、秘書としての仕事では常にリムルを悩ませている。

大鬼族（オーガ）の一族のひとり。現在は妖鬼（オニ）へと進化した。常に沈着冷静な性格で隠密行動が得意。リムルに絶対の忠誠を捧げており、諜報や戦闘で活躍している。

大鬼族（オーガ）一族のひとり。現在は妖鬼（オニ）へと進化した。すぐれた剣術の使い手で、テンペストの軍事部門とともに指南役を任されている。日々、ゴブタら兵士たちを過酷な修行でしごいている。

大鬼族（オーガ）一族のひとり。現在は妖鬼（オニ）へと進化。家業である鍛治技術において高い腕前を持っており、刀鍛冶としてテンペストの武器製造を一手に担っている。

ゴブリン村の村長。リムルに名付けられてホブゴブリンになったことで、筋骨隆々の姿へと変化した。現在はゴブリンロードとして、テンペストの行政や外交を担当している。

ゴブリン村のゴブリン。リムルに名づけられて、ホブゴブリンに進化した。お調子者のムードメーカーだがやるときにはやるタイプ。リムルとは、立場を超えた悪友のような関係である。

牙狼族のボスの息子。現在は黒狼星狼（テンペストスターウルフ）へと進化した。リムルを主として慕い、常に影の中に潜んで護衛をしている。リムルに漆黒の毛並みを撫でてもらうのが好き。

豚頭将軍（オークジェネラル）の一人だったが、豚頭魔王（オーク・ディザスター）が倒された後、新たなオークの指導者としてリムルからこの名前が与えられた。さらに名付けにより猪人王（オークキング）へと進化している。テンペストでは戦闘や建築部門でその力を発揮している。

シス湖周辺に暮らす蜥蜴人族(リザードマン)の戦士長。豚頭帝（オークロード）との戦いを経て、リムルの配下に加わった。慢心しがちですぐ調子に乗る性格だが、部下たちから慕われている。

ラージャの宰相。昔からトワを見守り続けており、国のために尽くすトワを心配している。

ラージャの大臣。モブジとともに、ラージャの行政を取りまとめている。

トワに仕える侍医のエルフ。長命な種族であるため、数代にわたりラージャの女王に仕えてきた。

頻繁にラージャに出入りする行商人。物珍しい貴重な宝石などを扱っている。